腎臓癌の記憶を掬う

― 告知から、手術後の生活、その先まで

2006年、腎臓癌と診断され、部分切除手術を受けた。
幸いにも早期発見で一命は取り留め、現在は社会復帰し、何事もなかったかのように日常を生きている。
しかし、あのとき確かに感じた恐怖、不安、痛み、そして「生きている」という実感は、時間とともに静かに薄れていく。

このサイトは、その記憶が完全に消えてしまう前に書き留めた、一人の腎臓癌経験者の記録である。


セクション1:告知・手術・入院という現実

突然の癌告知、手術までの時間、入院生活。
病理検査の結果を待つ不安、退院延期、創部感染という合併症。
教科書には載らない、しかし確かに存在した「患者としての時間」を、日付とともに記録している。

ここには、

といった、実体験としての医療の現場がある。

👉️腎臓がんの体験記
👉️創部感染治療の記録


セクション2:理解しようとした記録(病理・生存率)

不安な時間をやり過ごすため、専門書を読み、腎臓癌の種類や予後、生存率について自分なりに整理した。
医学的な正解を示すことが目的ではない。
「分からないままでいる不安」から、少しでも距離を取るための行為だった。

その過程でまとめたメモは、
同じように結果を待つ人の、心の置き場の一つになるかもしれない。

👉️腎臓癌の種類と予後


セクション3:生活を見直すという選択(禁煙と習慣)

癌をきっかけに、喫煙、飲酒、睡眠、運動、食事と向き合うようになった。
禁煙は、意志の力ではなく「煙草代を貯金に回す」という現実的な方法から始まった。

ここにあるのは成功談ではない。
やめられなかった思考、言い訳、揺れ動く気持ちも含めた、人間らしい記録だ。

👉️禁煙のすすめ!


セクション4:がんを経験した人間としての「十戒」

体験と情報を総合し、発がんリスクを意識した生活の指針を「十戒」としてまとめた。
これは誰かに押し付けるためのものではない。
あくまで、自分が今も実践していることの整理に過ぎない。

👉️がん病予防のための「十戒」


クロージング(このサイトの立ち位置)

このサイトは、
医療情報サイトでも、闘病ブログでも、成功談集でもない。

腎臓癌を経験した一人の人間が、
「生きて戻ってきたあと」をどう考え、どう暮らしてきたかを残した、静かな記録である。

もしこの記録が、
同じ病に向き合う誰かの不安を、ほんの少しだけ軽くできたなら、
それ以上の目的はない。

👉️Starmintsについて